猫とワタシ

Wandering Note

創作文芸サークル『a piacere』の活動状況など

この記事のみを表示する『ヒトガタリ』&『THERE'S A VISION』感想祭り!!

文芸イベント関連

こんにちは!!
もうすぐ10月の三連休が迫ってきましたね…(わくわくそわそわ)
みなさまご準備はよろしいでしょうか…!!!

そう、連休初日の10月8日(土)といえば、文芸クラスタ界隈の秋のお楽しみ、
第4回テキレボ(Text-Revolutions)が開催される日じゃないですかー!!!!
キャー!!!!!!ドンドンパフパフ!!!!!!!

ツイッターでの事前盛り上がりが毎度すごいことになるこのお祭りイベントに、
私が参加している本も連れて行っていただけるので、過去にも色々と
呟いてはいるのですが、今日は少しつっこんだご紹介をさせていただきますー!

hitogatari.jpg

D-18 柳屋文芸堂さまにて頒布されます、人形小説アンソロジー『ヒトガタリ』。
先日、文学フリマ大阪&本の杜で初お目見えとなった本ですが、とてもありがたい
ご感想を複数頂いています。こんなに早くに読んでいただけて、反応いただけるとは
思っていなかったので、すごくうれしいです;; ありがとうございます。
そのなかの一つ、灰青のナギノさんから頂いたご感想は、テキレボの感想リストにも
上げて頂いていましたので、読んでいただけたら、とても参考になると思います。
ナギノさんにはすごく丁寧に読んでいただき、ほんとにもう、感謝しかありません(;∀;)

こちら←から、ぜひごらんください!!

そして、私個人の感想をちゃんと書けていなかったので、この機会に少し…。


杉背よいさま 『シンギング・オブ・粉骨』

V系バンドのミュージシャンであるハスミは、神様から遣わされた紳士人形「藤井」に
ある「契約」をもちかけられるが… というあらすじなんですが。
よい塩梅にプレーンで無駄のない文体がさらーっとやってきて、とても心地よく
お話に入っていける作品です。私は杉背さんの肩肘張ってない文章がほんとに
大好きで…!!
トップバッターにぴったりや…!!
シンプルなのに、どこか哀愁があったり、何気ない行動やしぐさにおかしみが
あったりする杉背さん作品の独特の味わいが存分に楽しめる作品になっています。
神様が…神様なのに(笑)というところがね…好きですほんとに…!
ハスミは考えます。
なぜ歌うのか。 聴いてもらうため? 売れるため? 
では、売れた先には、一体何が待っているのか。
力が抜けているように見えて、実はすごく熱いものを秘めた内容です。
紳士人形の藤井さんが静かに熱くて、すごい。もうラストはジーンとします;;
創作をされている方なら特に、このラストはぐっとくるはず!!
ぜひ一緒に胸を熱くしましょう…!!!



柳田のり子さま 『別世界』

これはね…一行目からいろんなものをぶっ壊しにかかってくる内容ですね!!!
完成度半端ない作品です。今まで柳田さん作品を読んだことがある方にも、
この作品は新境地だと思うので、ぜひ読んでいただきたいです…!!!!

柳田さんの作品の面白いところは、強い理性と激しい感情の共存だと
勝手に思っているのですが、この作品にもそういう面は備わっていると思います。
そのコラボがSFと組み合わさるとこんなすごい化学変化を起こすのかー!!!
ってびっくりしました。
作品の構成自体に、そういう理性と感情がプログラムされているっていうか、
それ自体が物語を動かしているような感じがして、柳田さんの個性とぴったりハマった
奇跡みたいな作品だと思います。
クレマチスの台詞とか、考え方とか、たぶんぶっ飛んでるとも言えるんだけど、
とても自然に書かれていて、まったく違和感がなく、そこがすごく面白い。
荒唐無稽のようでいて、ぜんぜんそんなことないと思えるリアルさも兼ね備えて
います。結構なトンデモワード頻出の作品なんだけど、あるかも…って思える
ところが、いやはや、恐るべしです。
柳田さんにはまた、こういう方向の作品も書いて欲しいです~!!


匹津なのりさま 『繭子さんも私も』

着付け教室のマネキン人形にひそかに名前をつけているワケあり女子、麦子さんと、
そんな彼女の元に時々現れるなぞめいた女の子、「繭子」さんの交流のお話です。
とても細やかな筆致で進む物語です。麦子さんの目線でのんびり進む物語が、
あるときだんだん過去のあれやこれやに向けられて、繭子さんとの交流の過程で、
過去のつらさ悲しみと向き合っていく様子が、とても丁寧に描かれています。
『ヒトガタリ』に載せられている他の3作品は、どっちかといえばダイナミックな
展開で読ませるものになっているのですが、なのりさんの作品は本当に繊細に、
静かな流れの中で進む物語です。こういう作品がヒトガタリの中に加わってくれて、
本当に良かったと思います。
みなさまにはぜひ、麦子さんの気持ちに寄り添って、繭子さんのエキセントリックな
雰囲気にくすっとしたり、ちょっとどきっとしたり、また、女子の間の微妙な関係などに
思いを馳せてみたりしていただけたらと思います。
そして読み終わったときの、あの不思議に満たされたような気持ちを、ぜひ味わっていただ
けたらと思います^^


…で、最後に載っているのが、まりもが書いた『弔う火』になります。
何人かの方に「あまりネタばれなしの方向で読んだほうがいい」的なお言葉を頂けたので、
たぶんもう何も言わないほうがいいんだと思います(笑) 
ぜひ事前情報なし、まっさらな状態で読んでやってください。
ちなみにこの作品、本当に一時期ボツになりかけてですね…。。完成できるのか謎な
期間が結構長かったのでハラハラしました。。無事に完成できてほんとに良かったです…。




で、もうひとつご紹介です!!!

zababook.jpg

F-4 冬青さまにて頒布されます『THERE’S A VISION』です。

↑の写真、すごいでしょ!!??CDの列に超なじんでます…!!!
一番手前のやつですよ…!!!擬態感半端ないです(笑)

ザバダックというアーティストさまの楽曲からイメージした非公式アンソロジー
ではあるのですが、特に曲を知らなくても、十分楽しめる本です。
幻想的・美しくも不穏、そんなワードにピンと来る方に、絶対的にプッシュします。

こちらの作品についても過去に時々呟いたりしていたのですが、個別の
作品についての感想などは書いていなかったので、この機会に書いておきますー^^


大所帯なので、一言ずつぐらいしか書けませんが…すみません><


ネムカケスさま『サンタ・サングレ』(短歌+詩)

ダイナミックな自然と時の繋がりが、力強い言葉に乗って動き出す感じが…!
ぬおおおー見事に『サンタ・サングレ』だなぁっと…!!!(;∀;)
ほんと好きです、この感じ!!!


まくらさま『冬の海』(イラスト)

すごい。手が…手がああああああああああああああああああ(悶絶)
ごめんなさい白状します。
実は手ふぇちなんですごめんなさい(まじぱないっす…このおてて…)


西乃まりも『山査子、ゆれる』(小説)

まりもの参加作品です。『二月の丘』という曲をモチーフにしています。
村に時々現れる『泉のほとりの子』と、彼を愛した姉が引き起こす事件の
顛末を、妹の視点から描いたお話になっています。
あずみさんにご協力いただきがんばって書いたので…よろしければ
読んだってくださいませ…!!!


堺屋皆人さま『いのちの記憶』(イラスト)

すごい、綺麗…!!ミュシャの雰囲気がして、とてもすてきです。
流れるような線が美しい(;∀;)
そしてなんとなく私の作品のすぐ後ろにいてくださってうれしかったりします…
(自分の書いた作品の姉妹のイメージに近い感じがしたので)


桜沢麗奈さま『休まない翼』(小説)

可愛い!!!!!全体的にふわんとしていてとても可愛い!!!!!!
『休まない翼』は、爽快で明るくて、私の中ではどこまでも広がる青い空を
見上げるようなイメージの曲なんですが、そういうポジティブで優しい、
未来への希望が素直に表現された、やさしく愛らしい物語でした(*^v^*)


柳川麻衣さま『飛ぶ夢をみたことがない』(小説)

これはまた…!!
柳川さんの作品は天使アンソロ『el.』で読ませていただいたことが
あるのですが、独特の個性をお持ちの作家さんだなぁと思います。
『飛行夢/そら とぶ ゆめ』は、すごく音の流れが独特で、奇妙な浮遊感のある
作品なのですが、そういう曲の特性が作品の中で見事に生かされていて、
とてもすばらしかったです。
男性同士のお話なのでしょうが、なんとなく中性的に書かれているところも、
この曲の不確定な要素が表れているような気がして、面白かったです。


あずみさま『グラス・フォレスト・グラス』(小説)

あずみさんの作品は、ほんと重厚なファンタジーという感じでした。
ファンタジーなんですけど、描写がリアルなので、時代小説という雰囲気にも
感じてしまうぐらいです。
「グラス・フォレスト」…ガラスでできた森、ではなく、森の中を転々としながら
ガラスで生計を立てる一族のお話です。
私、このお話がすごく好きでですね…落ち着いた筆致とか、物語の展開とか、
キャラクターとか。静かな中にも、強い情熱とか、やるせなさとか悲しみとかが
いっぱい秘められていて。
すばらしい作品ですので、たくさんのかたに読んでいただきたいです、ほんとに。


白豆さま『点灯夫』(イラスト)

白豆さまの絵はとても大好きで…絵のトーンとか、構図とか、すごいです、ほんと。
隠れファンです(笑)
可愛いけれど、どこかに不気味が潜んでいたりするところとか、カラー絵の場合は
色合いもめちゃくちゃ好きで。
私、元曲はわからなかったんですが、この絵もとても素敵でした。
たくさんの人に見て…ほしいです…!!


灯屋駆舞さま『空ノ色』(イラスト)

ザバダックらしい雰囲気の、素敵なイラストです。
いろんな要素がたくさん詰め込まれていてすごい…!!
こちらも、元曲知らなかったんですが、(すみません^^;)絵をすみずみまで
見ていたら、それだけでいろんなイメージが湧いてきます。
そしてこちらも素敵なおててが(以下略)


穂崎円さま『橋を渡る』(連作短歌)

『五つの橋』モチーフの連作短歌!!!!!
この曲は連作短歌で正解!!!って思いました。
一つ一つの弦を爪弾くように、ひとつひとつの短歌がぽろんぽろんと
音を奏でるような印象で…!! すごく曲のイメージとぴったりと来て、
作品から、五つの橋のイメージがすごく鮮明に伝わってきました。
短歌はあまりわからないんですが、韻やリズムにこだわりがある
ものでしょうから、音楽と相性がいいのかもしれませんね。


白鴇さま『第四パレット』(漫画)

『ポーランド』が元曲ということで…!!
インスト曲なので、いろんな解釈が出来ると思いますが
国の名前がタイトルに来ているのもあってか、フォークロア色が強い
感じはありますよね!!開放的な作風が、元曲のイントロのところで
古い扉が軋みながら開くイメージと重なって、とても印象深かったです。


山口瑛未さま(表紙/artwork)

表紙がすごく…すごくすばらしいです(泣)
私が書かなくてもみなさんお分かりだと思うのですが。
中のほうも、すごいんですよ…!現物みてくださればわかるので、
ぜひあずみさんのスペースで、現物をお手にとって見られてくださいね。


というわけで!!!
駆け足の感想になってしまいましたが、それでもかなりの長文に^^;;
読んでくださりありがとうございました!!!!


どちらの作品も10月8日、浅草で開催される第四回テキレボで入手できますので、
ご興味を持ってくださった方は、ぜひ足をお運びになってくださいねー!!!
どうぞよろしくお願いします。


当日、遠方からご参加される方は特にお忙しいでしょうけど、みなさまが楽しいひと時を
すごすことができますように…!!
イベントのご盛況をお祈りしています♪♪





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