猫とワタシ

Wandering Note

創作文芸サークル『a piacere』の活動状況など

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本・漫画・映画

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二月も後半になってしまいました…
そろそろ脂肪の広告が出そうなので、ちょっと顔をだしておきますね…|ω・)

コロナ騒動でマスクが法外な値段で売られてる昨今ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。。
マスク欠品のまま花粉の季節に突入とかどんな地獄ょ…_(:D」L)_
手洗い励行で、一日も早い収束を願うしかない感じですね…。

文フリ京都も終わり、次の予定は9月の大阪だけしかないので、
しばらくはのんびり…のんびりするつもりなのですが、たぶん
あっという間に時は過ぎますよね。。
今は本を読んだり、自分が楽しい原稿をしたりして過ごしています。
本は色々読んでいるのですが、今日は↑のサムネの本について。

たまたまツイッターでこの本の漫画版のプロモが流れてきたので、
読んでみました。
漫画版… なんかちょっと怖いので、原作どうかな、と思っていたのですが、
すごく買ってよかったです。
大正時代、借金のかたに周旋屋に騙されて吉原に売られた春駒さんの日記です。
よく、時代劇や漫画で花魁とか花街のことが出てくるのですが、実際どんな
ところだったのか、というのがよくわかります。
そこで働く人たちの苦悩、社会からの蔑視、お金まわりの詳細、客のあしらい方…
そういう本音のところが赤裸々に描かれていて、面白かった、というのは
憚られるような内容なのですが、気になっていた色々なことにこの本は
答えてくれました。
記録してくださって本当にありがとう春駒さん…といった気持ちです。
あとがきにもありましたが「記録は力」だな、と切実に思いました。
春駒さんが吉原から逃げて頼ったのは、某朝ドラで仲間由紀恵さんが演じた
「柳原白蓮」という女性だったのですね。
(吉田鋼太郎さん演じる九州の石炭王の嫁だった方)
この方のご尽力で、春駒さんの日記が本になったらしいです。
そして80年余りが経って再販されるというこの奇跡…。
先日、「ファミリー・ヒストリー」という番組で、フジコ・ヘミングさんのお母様が
ちょうど同じような時代にドイツへ音楽留学をされていたらしく、都市の富豪と
農村の格差について思わざるを得ませんでした。
フジコさんもお母さまもその後の激変する社会情勢の中で大変ご苦労されたのは
百も承知ですが、なんというか、ベースにあるものの違いがな…凄まじいです。
あと、お金を持っていそうな客との格差も(怒)
インテリのにおいをぷんぷんさせた客のものいいがな。。
昔の日本文学に出てくる男性キャラ(?)のような客が色々出てくるんですよね。
たまに青くさかったり、すかした雰囲気だったり。
こういうのを読んでしまうと、今後、日本の文学作品を読む目にも影響しそうな
気がします^^;
そういう時代だった、と言われたらそれまでなのですが。
この世の中、不条理じゃなかったことなどなく…。。
今だって、さまざまな問題を内包した社会であることには変わりありませんよね。
時代はなかなか進まないな、と思ってしまいます。


ちなみに、色々本を積んでいるのになぜこの本をを最優先で読んだかというと、
今書いてる小説作品の主人公が春駒さんと同業者だからです…^^;
ファンタジーなのでイコールではないのですが、やはり自分の狭い見識や憶測
だけで書けない部分が多く、参考にさせてもらおうと思って。。
でも、そういうことを抜きにしても、すごく読めてよかったし、とにかく春駒さんの
筆力がすばらしく、同じ世界にいるような気持ちで読ませていただきました。
春駒さんが自由廃業されて、ご結婚された後の消息は分からないのですが、
穏やかで幸せな暮らしをされていたらいいなぁ…と祈るような気持ちでいます。。



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